#絵画

永遠の門 ゴッホの見た未来

永遠の門、見ました。 ゴッホ、だいすきなんです。デフォーもすき。しかし30代で亡くなったゴッホをなぜ60代アメリカ人のデフォーが?!と思いつつの鑑賞。 見てみると、意外にも年齢は違和感なし。貧困に喘いでいたあの当時の人はあれくらい枯れた感じだっ…

バスキア展 メイド・イン・ジャパン

六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーにて、バスキア展見てきました。 混雑覚悟で臨みましたが中に入ると意外なほど空いてる。平日夜だからかな?なんなら他の美術展よりストレス無しで存分に堪能しました。 色鮮やかで、のびのびした、時にごちゃごちゃ…

マルク・シャガール-夢を綴る@ポーラミュージアムアネックス

銀座ポーラビルで今日からスタートのシャガール展に行ってきました。なんと無料です! シャガールの、至福と不安が同居する美しい夢のような作品たちが狭い空間にぎっしり。「ダフニスとクロエ」の挿絵の鮮やかな色使いの可愛らしい世界にうっとり。 シャガ…

コートールド美術館展@東京都美術館

コートールド美術館展を観に行きました。開幕してすぐ、夜間だったので空いていて思う存分堪能しました。 実業家コートールド氏のコレクション。 入場してすぐにモネやらゴッホやらセザンヌやら。贅沢な空間にときめきます。その後もルノアール、マネ、ゴー…

三国志展@トーハク

三国志大好きで吉川版、北方版、横山光輝版と読破しています。玉石混交、多種多様な人物が入り乱れ、知略謀略の応酬、時代が大きく動く様が壮大で面白い。 三国志展とはどんなもんだろと思いつつ、ファンとしては行かないわけにはいかぬ、いざ!ということで…

松方コレクション展@国立西洋美術館

金曜夜の延長時間をねらって松方コレクション展へ。空いてるかなーと思いきや結構混んでました。 実業家で蒐集家松方氏の日本の美術コレクションの歴史とも言える貴重な展示。収集のタイミングごとの展示なので時代を行ったり来たりするものの、とにかくすご…

日本の素朴絵@三井記念美術館

日本橋に行ったついでに、日本の素朴絵という展覧会を見てきました。 たまに普通の真面目な展覧会見てても思わずニヤニヤしちゃう系のヘタウマ的な作品ってありますよね。そういうのを集めてテーマに掲げたなんとも癒しの展覧会です。とはいえ、三井所蔵を始…

メスキータ展@東京ステーションギャラリー

メスキータ展、見てきました。 大胆でコントラストのきいた画風が見ていて楽しい。飽きない。斬新でスタイリッシュなんだけど、木版の単純化した素朴さもあり。ヴァロットンなんかもだけど、木版はなんとも言えないコミカルさがあって愛らしい。 メスキータ…

ウィーンモダン展

国立新美術館へウィーンモダン展を見に。 クリムト展を見たばかりなのでつい比べてしまいますが、こちらは予想を上回るボリューム。大満足です。 ウィーンの街の近代化の過程、人々の生活や娯楽のための箱が作られ、そこに入れこむ様々な形の芸術が新しく生…

クリムト展

東京都美術館にてクリムト展見てきました。 思っていたより、ボリューム少なめ、ちょっと肩すかしではありましたが、要所要所に思わずため息が出るような美しい作品が展示されていて、飽きません。赤子、ユディト、女の三世代、そして荘厳なベートーベンフリ…

東寺展@東京国立博物館

トーハクの特別展 「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅展」に行ってきました。 実は大人になって1番衝撃を受けた人工物は太陽の塔と東寺の仏像群なので、この東寺展、立体曼荼羅(の一部)が見られるということで、あの感激をもう一度、とずっと楽しみにしていました…

ラファエル前派の軌跡展 @三菱一号館美術館

ラファエル前派の軌跡展、観てきました。実はあまり興味のない絵ばかりだったのだけど、そこそこに楽しめました。 ではなぜ見に行ったのか。はい、完全にヴァロットンのマグカップ欲しさに、です。ホームズからの挑戦状なる謎解きに参加していただきましたー…

ムンク展@東京都美術館

ムンク展、見てきました。超混雑を覚悟してましたが、平日閉館前だったからか思っていたほどではなく。 実はムンクにはそれほど興味がないのですが、何年も前に見た「美の巨人たち」の叫びの回が強烈に印象に残ってまして。生涯、死と狂気の影に怯えたムンク…

フィリップス・コレクション展@三菱一号館美術館

久々の更新。わたし的に何のエンタメ要素もなかった夏が終わり、芸術の秋ですよ。というわけで三菱一号館美術館へ。 アメリカの蒐集家フィリップス氏の生涯掛けたこだわりのコレクション。収蔵年をなぞっての展示がなかなか興味深い。ピカソの闘牛、ルソーの…

プーシキン美術館展 -旅するフランス風景画 @東京都美術館

東京都美術館にプーシキン美術館展を見に行ってきました。平日閉館時間前だったのでほぼ混雑なし。 アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」目当てで、他はそれほど期待せずに行ったのだけど、テーマとラインナップがぴったりマッチしていて、まるで本当に旅を…

役者絵の世界@国立劇場

近くに行ったついでに国立劇場へ。気になっていた企画展示を見てきました。入場無料。 数は多くないけど、国貞ら歌川派作の役者絵が並び、なかなか楽しいです。特徴的でユニークな表情の役者たちに興味津津。場所柄もあり、この人たち、本当に実在したのだな…

色絵 Japan CUTE!@出光美術館

ルドン展のついでに出光美術館をハシゴ。 日本のキュートな色とりどりの美術品の数々。なんとも言えない洗練された色の組み合わせに、江戸っ子の粋を感じました。 そして常設のルオーに感激。

ルドン-秘密の花園@三菱一号館美術館

ルドン展、見てきました。ここの美術館所蔵のグランブーケを過去の展覧会で見てたのもあり、ルドンといえば花の絵というイメージだったのですが、印象的な黒の作品など、なかなか興味深いラインナップ。なにより、某伯爵邸の食堂の再現は圧巻。おもしろかっ…

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション@国立新美術館

ビュールレ・コレクション、見てきました。平日午後、混雑もそれほどではなくじっくり見られて大満足。 1人のコレクターのコレクションということで、そのラインナップに一貫性というか、ストーリーがあって、そこも見どころ。 展示数は多くないけど、ビッグ…

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

東京都美術館にて、ゴッホ展見てきました。 パリへ出て日本美術に触れてから亡くなるまでの数年間の作品。影響をうけたゴッホの絵とオリジナル作品(北斎やら広重やら国貞、国芳なども)が並列に展示されていてとてもわかりやすい。日本の美に触発され、アルル…

シャガール 三次元の世界

ロートレック(https://blogs.yahoo.co.jp/spacefish55/57890669.html)のあとは丸の内美術館はしごで、東京ステーションギャラリーへ。「シャガール 三次元の世界」を見てきました。 これが。すばらしい!ものすごくすてきな美術展でした。シャガールはもとも…

パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展

三菱一号館美術館に「ロートレックとアートになった版画・ポスター展」を見に行ってきました。 ロートレック、ヴァロットンを中心に19世紀末、パリの街を彩ったポスターたちが所せましと飾られています。 テーマもキャッチーだし、一部写真撮影OKなところも…

カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち @パナソニック汐留ミュージアム

「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」という美術展を見に、パナソニック汐留ミュージアムへ。 開始間もない平日昼間だったので、混雑なし、思う存分堪能できました。 カンディンスキー、クレーといったドイツ表現主義の画家とルオーの作品が贅沢に…

運慶展@トーハク

運慶展、見てきました。 混雑必至、人垣の後ろからチラ見するくらいかと覚悟してたんですが、雨の平日午後、思ったより混んでなかったです。いや、むしろ空いてる?どの展示もすぐに正面最前列で見られてストレスフリー。 展示はもう大満足。迫力満点の像が…

ボストン美術館の至宝展@東京都美術館

ボストン美術館の至宝展、行ってきました。夏休みですが平日昼間、思っていたほど混んでいなかったです。 B1はエジプト、中国、日本の美術の展示。数はそれほど多くはないけど見応えのある展示物ばかり。このフロアが一番混雑してた感じ。わたし的には、1F…

レオナルドxミケランジェロ展 三菱一号館美術館

レオナルドxミケランジェロ展、見てきました。 ここの美術館の企画はユニークで、品があって大好き。今回も興味深い展覧会でした。 ダヴィンチとミケランジェロの(歳は離れていても)、同時代ならではのライバル心とか、お互いを意識していたところなんかが垣…

広重ビビッド

広重ビビッドをサントリー美術館で見てきました。 そこまで混雑してるわけではないのだけど、基本一列で壁に沿ったケースに入った作品を覗きこんで見る感じなので初っ端から長蛇の列。デリケートな代物なのでこう展示するしかないのだろうけど、ぎちぎちに並…

俺たちの国芳 わたしの国貞

GW前の平日、文化村で国国展見てきました。 圧倒されるほどの迫力、デザイン力、鮮やかで可愛らしく粋な作品がところ狭しと並んでいます。楽しい、とにかく楽しい。何よりも、江戸の庶民もきっとこうやってワクワクして見てたんだろうと思わせるポップな演出…

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展、汐留ミュージアムで見てきました。 ポン=タヴァンはフランスの田舎の村。印象派から次のムーブメントへ移行する過渡期の画家たちの作品群。総合主義という、現実と空想の融合。生命力に溢れ、明るくて素朴で生き生…

ピカソと20世紀美術

東京ステーションギャラリーへ、「ピカソと20世紀美術」展を見に。 もう明日で終わっちゃうんで焦って行ってきました。 ピカソ、シャガール、マティス、ルオー、ウォーホルと、ワタシ的に好きな画家が揃っていたので、楽しめました。まあ会場が大きくないの…