フィリップス・コレクション展@三菱一号館美術館

久々の更新。わたし的に何のエンタメ要素もなかった夏が終わり、芸術の秋ですよ。というわけで三菱一号館美術館へ。
アメリカの蒐集家フィリップス氏の生涯掛けたこだわりのコレクション。収蔵年をなぞっての展示がなかなか興味深い。ピカソの闘牛、ルソーのノートルダムゴッホのアルルの公園の入り口が展示された30年代の部屋は、とにかく贅沢な空間で、濃密で、ただそこに座って何時間でも居られるくらい至福感に溢れた空間でした。他にも、1枚マティスの絵がどーんとある部屋や、最後のピカソ作品が並ぶ部屋まで、盛りだくさん見所たくさん。それらの作品が飾られていたフィリップス邸の写真を見つつ、こんな素晴らしい作品に囲まれて暮らす贅沢な生活に想いを馳せる。
どの部屋もどの時代も、氏のこだわりが垣間見れる素晴らしいコレクションの数々。ここの美術館の重厚且つホスピタリティあふれる雰囲気と相まって思わずニコニコしてしまうようなハッピーな展覧会でした。

イメージ 1

入館時にもらえるカードと、300万人突破記念で今日までもらえたふせん。かわいい。