みんな我が子

久々の観劇。シアターコクーンへ行ってきました。以下たぶんネタバレなしの感想。

 

アーサーミラーはあまり好きではない、というかああいうアメリカだからこその戯曲を日本人キャストで…というのが正直苦手。なのでとりあえずあまり期待せず。

 

転換なしの三幕もの。この家族の過去の問題を現在の登場人物の会話で展開させる台詞劇。キャストのみなさんは熱演。伊藤蘭さんは舞台で見るたび小さいのにドスが効いてて貫禄に圧倒される。今回も1番の存在感。剛くんはいつもの通り発声が素晴らしい。大東くんはなんかトラブルが起きそうな不穏な雰囲気を出すのがうまい。

 

というわけでキャストの熱は伝わるのですが、単に好みの問題でわたしには合わなかった。わかっちゃいたけど。あと主人公はもうちょっと年配の役者さんの方がいい気がした。

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