プーシキン美術館展 -旅するフランス風景画 @東京都美術館

東京都美術館プーシキン美術館展を見に行ってきました。平日閉館時間前だったのでほぼ混雑なし。
アンリ・ルソーの「馬を襲うジャガー」目当てで、他はそれほど期待せずに行ったのだけど、テーマとラインナップがぴったりマッチしていて、まるで本当に旅をしているかのようなワクワク感と清涼感のある今の季節にぴったりの素敵な美術展でした。
風景画に特化した構成、6つのカテゴリーの分類とその組み立てが秀逸。時代の変化とともに風景画の潮流も変わっていくのがよくわかる。1階、2階へと進むにつれて外の世界が広がってワクワクする。ルノワールもモネもセザンヌも。陽光の下キラキラと輝く景色の数々に思わず感嘆。あぁこの時代この地にはこんな素敵な景色が広がっていたのだなーと思いを馳せる。マティスもドランもよかった。
そして最後のフロア。ゴーギャンの「マタモエ」に圧倒され、しばし動けなくなった後振り返るとルソー。なんて豪華な空間なのだろう・・。ルソーの甘く妖しい得体の知れないエネルギーを吸収して、もうお腹いっぱいになったところで振り返ってゴーギャン・・・。あぁぁ、贅沢。閉館時間も迫りすっかり閑散とした中、2作品を思う存分鑑賞してもう本当に大満足。すっかりリフレッシュされました。

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グッズも超かわいかったのだけど、閉店時間が迫っていたので今回はスルー。また行きたい!