永遠の門 ゴッホの見た未来
永遠の門、見ました。
ゴッホ、だいすきなんです。デフォーもすき。しかし30代で亡くなったゴッホをなぜ60代アメリカ人のデフォーが?!と思いつつの鑑賞。
見てみると、意外にも年齢は違和感なし。貧困に喘いでいたあの当時の人はあれくらい枯れた感じだったのかもと思えた。ただ、ゴッホと主要人物だけが英語を話すのはめちゃめちゃ違和感あり。うーん…。
映画自体は非常にアーティスティックで、淡々と進む。衝撃的な部分は欠落するゴッホの記憶を辿るようなつくり。ゴッホの見た世界をそのまま表現すべく施された視覚的効果が、見ていて疲れる。ゴッホ作品をある程度見ている人ならわーーっとテンションが上がる人物や風景がじゃんじゃん出てくるのが楽しくもあり、よくできたコスプレっぽくもあり。
すみません、正直あまり面白くなかった。唯一、ゴッホが未来の人に向けて描いているのだ的なことを言っていたのが救いでした。