読書

100分de名著 中原中也

eテレ100分de名著。テキストも購入。 中原中也は10代~20代のころ心酔していて、今でも一番好きな文学者は?と聞かれたら迷わず中也と答えるほどに大好き。詩のフレーズを思い浮かべただけでじんわりと涙が滲んでくる感じ。 司会者もゲスト(太宰の実娘!)も…

原作読了

ネットでたのんでおいた「ブエノスアイレス午前零時」がやっと届いたのでよむぞーと気合入れて会社に持ってきましたが、あっという間に読み終わりました。あんなに短いお話だとは思ってなかった。これは舞台版は相当ふくらませないと、ですね。原作世界を損…

Yonda?

新潮文庫のYonda?Club終わっちゃいましたね。結構気に入ってたのに。 駆け込みでおくった分(1月)が今頃届きました。すっかり忘れてたんで妙に嬉しい。オレンジ色のブックカバーです。

おび

岡本太郎生誕100年の今年、大きめの書店には太郎さん特設コーナーがあったりして、気になったのをちょこちょこ購入しています。今朝、通勤途中にふらーっと立ち寄った本屋さんで、青春文庫「自分の中に毒を持て」の帯が松尾スズキ氏のコメントであることを発…

小説「金閣寺」

舞台のニュースに触発されて十数年ぶりに「金閣寺」読みました。 高校生の頃読んだときには単純に、主人公溝口はコンプレックスだとか、疎外感から生まれた狂気に突き動かされて行動を起こしたのだと思っていたけれど、全然それだけではないですね。彼は実は…

「ライ麦畑でつかまえて」

夏になると名作が読みたくなる・・と毎年言ってますが、おそらく小学校時代の刷り込みだと思われます。(しかも読書感想文を書きたくなる・・。)そんなわけで久々に不朽の名作「ライ麦畑でつかまえて」を読んでみました。(野崎訳の方です。) 16歳の頃のワ…

第四の手

ジョン・アーヴィング著「第四の手」。 上巻読み終えて、ストーリーは面白いんだけど、なんとなく平板な印象を受けて、下巻も淡々と読み進めていたのですが、最後のパトリックがドリスとフットボールを観に行くシーン(写真で馴染みのあったオットーの親戚が…

該当なし

該当なし、なんてことがあるんですね。・・って、芥川賞のハナシです。 てことはノミネートの段階で選考者たちは今回は該当なしだなーって薄々感じているのだろうか・・なんてふと疑問に思ったのですが・・。 いや別にいいんですけど、松尾さん獲れるかなー…

すずき

たまたま帰りにエキナカの本屋に寄ったら、松尾スズキ著「老人賭博」があったので早速購入。今日発売だったのね。知らなかった。連休に読みます。芥川賞、どうでしょうねー。

人間失格裁判

そしてBS-hiで放送の「人間失格裁判」、録画しておいたものを見ました。 人間失格の主人公葉蔵を、彼の言動を基に法廷で裁いてしまおうというナイスな企画。(なぜ先日久々に小説「人間失格」を読んだのかというと、おもしろそうなこの番組を、小説を再度読…

ただいっさいは・・

十数年ぶりに引っ張り出してきた太宰著「人間失格」を読みました。 初めて読んだ高校生の頃は、この気持ち、他の誰にもわからなくてもワタシにはわかると、ワタシだけは理解者だと、主人公葉蔵にすっかり感情移入したものでした。 その後、大人になってから…

「俺はモテても構わない」

この前買った松尾さんの本、ブログで読んでたときも、このヒト大丈夫かしらと心配になること多々だったのだけど、こうして本になってまとめて読むと、読んでるこっちがかなり凹むというかなんだか落ちますなー。ずどーん・・。

食は文学にあり

先日NHK BSで放送していた「食は文学にあり 荷風と谷崎 終戦前夜の晩餐」という番組。谷崎潤一郎好きなので興味を持って録画しておいたのだけど、なんつーか、秀逸。10年以上前に放送したものの再放送なのだけど、よい相互関係を築いていた2人の、戦争を挟ん…

王安

最近は、北方謙三の三国志を読んでます。初めて読んだ三国志は吉川英治ので、ハマって。その後映画「レッドクリフ」で三国志熱再燃して。で、北方三国志をbox買いしたんですけど。実はちょっとどーかなって思ってたんです。北方っていかにもおじさん好みっぽ…

「見仏記4 親孝行編」

今日仕事の都合でやや長めの電車移動があったので、まだ購入していなかったいとうせいこう・みうらじゅん著「見仏記4 親孝行編」を購入、車内で一気に読む。見仏記1-3もすでにコンプリートしているのだけど、この親孝行編はこれまでで一番おもしろかった。…

だじゃれではない

春になるとムショーに村上春樹が読みたくなるのはなんでだろー、それほど大好きってわけでもないのに・・・と書いてふと思った。「春」という字のせいかも・・と。ダジャレかい。自ら呆れつつ。いえ、ホントはなんか大学時代を思い出すのですよ、春って。そ…

「猫の事務所」もね。

最近の通勤時のおともは宮沢賢治です。もー言葉がいちいち見事で、かわいくて、きらめいてて、ステキだー。若い頃はあんまり好きじゃなかったのに30代になってから妙に好きになった作家のひとりです。並んだ言葉のきらきら感で癒される。他にはないです。 今…

「クワイエットルームにようこそ」

松尾スズキ氏の。芥川賞候補の。そして落選の。 本屋さんで文庫本を見つけ、そーいえば買おうと思ったのに買ってなかったと思い購入。 しかし薄いです、そして字がデカイです。あっという間に読み終えちゃいそうなんで眠れない夜用にとっておこう(きっとす…

読書のきせつ

夏になるとモーレツに読書がしたくなるのは、特に名作が読みたくなるのは、小学生のときの夏休みの刷り込みだろーか。各社が打ち出す夏の100冊みたいなの、ついつい買いたくなるよね。数冊買うともらえるオマケにもつられて・・。 通勤の電車では毎日本読ん…

「痴人の愛」に没頭中

もっと若い頃はそんなに面白いと思わなかったのに、大人になったら好きになった本のひとつで、なぜか年に1回くらい突然読みたくなるんです。もう何度目かわからないくらい読んでるけどそのたびに面白いんだよね。今日も電車の中で没頭してしまった。ワタシは…

夏ですから

暑いのはいいね。あまりぱっとした予定がないので読書週間にすることにしました。毎年夏になると各出版社○○の百冊みたいなフェアやるから改めて名作読みたくなる。子供の頃から。実は三冊買ったら貰えるとかのグッズにつられちゃうってのもあり。 去年は宮沢…

本「イノなき」

今回の旅で何冊か持って行った本の中で、「イノなき」大正解でした。 ライブDVDの中でイノハラさんが「生まれてみるもんだね」と言ってたのを聞いてちょっと彼に対して興味を駆り立てられてたんです。「!?…この人水戸チルドレン??」って。 で、先日本屋さん…

6月だ

もう6月になってる。今月は色々忙しくなる予定。楽しいこといっぱいだといいな。 さて、三国志を読み終えたワタシは周りのみなさんのオススメ通り新・水滸伝にトライ。またしても期待せず読み始めたけど冒頭から一気に引き込まれ…またしばらく読書三昧の日々…

吉川「三国志」

とうとう読みおわっちゃったー。全8巻。 歴史小説なんてほとんど読んだことなかったので、読み始める前は最後まで読めるかなーとか思ってたのに。あっと言う間にハマッてしまった。 読みながら映像がばっちり浮かんでくるのは作者の文章の力だろーな。吉川三…

雨の日曜日

ちょこちょこ読み進めてきた三国志8巻中5巻まで一気に読破。こんなに長い物語なのに集中が続き、読み出すと止まらない。刻々と移り変わる複雑な人間関係、壮大で巧みなストーリーにぐんぐん引きこまれ…。 あー、全8巻読み終わったら何を楽しみに生きていけば…

読書三昧

ずっと読んでない古い本が本棚に溜まって場所をとって困るのでとうとう処分しようと思いたったのが2ヶ月前。その前にちょっと読み直してみよーかなーと1冊読み始めたところ、止まらなくなった。 それをきっかけに読書熱が再燃。この週末も読書三昧。なんか幸…