「見仏記4 親孝行編」

今日仕事の都合でやや長めの電車移動があったので、まだ購入していなかったいとうせいこうみうらじゅん著「見仏記4 親孝行編」を購入、車内で一気に読む。見仏記1-3もすでにコンプリートしているのだけど、この親孝行編はこれまでで一番おもしろかった。電車の中で吹き出してしまうこと数回。常ににやにやをごまかすのが大変だった。(しかもみうら氏の仏像の絵が数ページおきに挿入されているので、チラ見の隣のヒトがぎょっとしているのを感じたりして・・)
おもしろいだけじゃなくて妙に感動的なんです、親孝行編だけあって。ホントにじわーっとナミダで文字が歪みました。端から見たら、ひとりで笑ったり涙ぐんだり(しかも仏像の挿絵・・)怪しいヒトだったに違いない。それにしてもこのシリーズ読むたびに、みうらさんってあー見えて(ごめんなさい。ワタシの中では永遠に「大島渚」です)ホントに心の優しいヒトなんだなーとこっそり感動してしまうのです。(文章はせいこう氏なので、みうらネタ多しなのだけどね) というわけで。