マシーン日記

「マシーン日記」を観に芸術劇場へ行ってきました。以下、ネタバレあるかも。
 
どろどろに濃い、しかしあっという間の2時間。再演、そして剛くん主演のドラマはDVDで死ぬほど見てるので、ストーリーも展開も細かなところまで知っているのに、怒涛のラストには鳥肌が立つほど、感情が高まりました。
最初、今回のキャストを知った時には正直微妙かと思いましたが(ワタシは少路ファンなので見逃すわけにはいかないと思いましたが、そうでない方にはこのメンツはどうなのだろうかと、余計な心配)楽しめました。開幕してまだ日が浅いせいかちょっと堅いというかぎこちないところもありましたが、今後どんどんよくなるんじゃないかなーと思える舞台でした。
少路くんのダメな役、おバカな役、情けない役が大好物なので、ミチオを演じる少路くんには萌え必至かと思いましたが、今回はちょっとらしくないというかハードな感じですかね。まだちょっと緊張感があるというか、特に前半はちょっと堅いなーと感じました。芝居が進むにつれていい感じになってきたんで、もうちょっと小慣れたころに見てみたいなーと。
峯村さんのケイコ、はいりさんのイメージが強すぎて、どうなんだろうと思っていましたが、よかったです。また違った迫力で。
アキトシはイメージ通り。サチコの人はとても器用なのはわかるのだけど、ちょっと健康的すぎる(見た目も含め)というか、優等生っぽすぎるのがちょっと気になったかな。
とはいえ、おおむね満足。
ストーリーの時代を感じさせる部分、初演、再演からちょこちょこ変更。(スムースクリミナル・・)
それにしてもTVドラマ版って当時は随分キレイに繕ってあるように思えたけど、実はかなり舞台版に忠実だったんですね。改めてDVD見てみようと思います。