美術館巡り in NY

ワタシ的に、美術館はNYでの楽しみのひとつなのですが、今回の滞在は猛暑だったこともあって(一度もマンハッタンから出ませんでした。) 、ほぼ毎日美術館と劇場に通ってました。4日間の滞在中5つの美術館に行きました。というわけで今回巡った美術館のハナシ。
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メトロポリタン美術館 NYに行く度必ず行きます。が、毎回新鮮に驚きます。1日いても見終わらないほどのボリューム。そこにもあそこにも、あり得ないほどたくさんの名作大作に囲まれていろんな感情が麻痺してきます。(日本で展覧会とか特別展とかですげーすげーって言ってるのがあほらしくなるくらい、その何倍もの)膨大な作品の量とそれらの持つ抑え切れないエネルギーと過去から現在までの時間と・・。そんなものに圧倒されてもうへとへと。なぜか行く度に感動ポイントが変わるのですが、今回はマティスとかピカソとかデ・キリコとかにズキューンと撃ち抜かれました。
朝から行ってランチも中で食べて(それにしてもここのカフェはそこらの学食よりヒドイ。なのに高い。半日じゃ見終わらないから食べるけどさー。そしてあの、見たいゾーンになかなか行き着けない構造が・・。)名作のパワーに中てられてヘロヘロになって帰りました。(歩き疲れか。)
MOMA  ここも必ず行きます。金曜の夕方から無料なのですが、前回その時間帯に行ってヒドイ目にあったので今回はそれを避けて。(絵を見に、ではなく名画と自分を一緒の写真に納めにくる観光客が山盛りで絵を見るどころではない。ほんと辟易したので。) 
マティス・ダリ・ホッパー・ルソー・ウォーホール等近代アート好きにはたまらないラインナップです。ところが今回は楽しみにしていたホッパー・ウォーホールがあまりなかった・・。あの、入ってすぐにホッパーが並んでたのが圧巻だったのに。どこかに大量に貸し出し中なのかしら。ちょっと残念。
ちなみにここのカフェはおしゃれでおいしいです。今回は鑑賞後、CAFE2で自然派のカラダに良さそうなスープとワインを。美味しかったー。
ノイエ美術館 ここ最高。19世紀末ウィーン印象派が好きな人にはたまらない美術館です。クリムトを始め、シーレ、ココシュカなど見どころたくさん。当時のウィーンの装飾物とかドレスとか工芸品の展示も豊富で、建物、係員全てがなんだか重厚感に溢れ、まるでヨーロッパにいるみたい。他の美術館に比べて混雑してないし静かで雰囲気が最高。ワタシは10代の頃、エゴンシーレに傾倒していたのでここはもう天国のような空間です。ほんと。
さらに、大人気(行列できてます)のカフェ「サバスキー」はオーストリア風のおいしいコーヒーが種類豊富に選べて超おすすめ。今回はカフェオレと定番ザッハトルテ。おいしい。でもあまい。そしてでかい。
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グッゲンハイム美術館 人気ですよね。ワタシはとりあえず2階だけをじっくり見て満足。ここのルソーの作品が大好き。
ホイットニー美術館 今回初めて行きました。ここの宣伝(チラシとか)に必ずホッパーの絵が出てくるので、他にもあるのかなーと。しかし、それ1枚だけでした。まぁいいんだけど。正直コンテンポラリーはあまり興味がないので・・・。足早に通り過ぎてしまいました。
 
今回は任意料金の日に行ったり、ハシゴしたりで、この5つ。時間があったらもっと行きたかったんだけどねー。