ラースと、その彼女

なんとも温かく、なんとも優しい映画です。一見変わり者ではあるけれど愛すべきラースのために街のみんながつき続ける優しい嘘。徹底的にイジワルなヒトが出てこない。あり得ない展開だけど、それもまた主人公ラースの人柄の為せる所為かと思わせるほどに。ほわっとしたいい映画ですね。
 
・・・なのだけど、なんというか。ビアンカに出会うまでのラースの言動諸々に色々思うところがあって、実はちょっと感情移入し切れなかった。なんだか哀しくなっちゃって・・。ワタシ的な事情ですけど・・。