「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を見た

インディジョーンズ見てきました。ネタバレありです。

これまでの3作は結構楽しめたから、これはコンプリートとしとかなきゃという姿勢で(お祭り騒ぎみたいなもんなんでそれほど期待はしてなかったけど)、これまで同様古代の神秘や謎解きでわくわくしつつ最後には一気に痛快!みたいなインディらしさだけは当然期待して見に行ったんです。
それなのに、フタを開けてみたらあまりに薄っぺらで、まったく魅力が無いワクワクのかけらもないストーリーにがっかり。別にいいんです、宇宙的な方向に行ったって。マヤ文明だし、それもありかなと。ただストーリーの浅さがあまりにも致命的。ストーリーさえちゃんと作っていればもう少しまともになったと思うんだけど、要所要所にインディらしい展開を挿入することありきで(財宝を手にするまで、取ったり取られたりの手に汗握る攻防だったり、昆虫的爬虫類的動物的奇襲だったり、古代の賢者の造った大掛かりなからくりだったり)、肝心なストーリーが疎かになってる感じなんだよね。それに加えて、これまでのシリーズのこんな小ネタを入れればファンは喜ぶだろう的な安い狙いもミエミエで。
まぁこの手の映画にいちいち評価もないと思うんだけど。ちょっとひどかったなーと思ったんで。ただ話のタネに見ておくくらいの気持ちだったらちょうどいいかもしれないけど。
そんな中で、ケイトブランシェットはすごい存在感でした。さすが。
そして歳の割に若いと思っていたハリソンは、やはりあーやって昔と同じ衣装を着ているところを見ると老けたなーとか思っちゃうわけで。若かりし日の彼が多少悪者にやられたりしても何とも思わなかったけど、今のインディが捕まったり殴られたりしてるのを見るとちょっとイタイタしすぎるというか、じーさんがいたぶられてる感じで見てられなかった・・。もし次回作があったとしても、ワタシ的にはもういいやーという感じでした。