夜中に犬に・・・(4)

昨日のソワレは2階最後列から。見やすいのよね。やっぱり。引きで全体が見えて、改めて色々感じました。
芝居全体を見ると、先生の存在、いいですよね。特に、幸人の勇気をかき立てるような、気持ちを鼓舞するようなあの抑揚のある朗読が。薄暗い闇の中で、行くべき方向がわからないとき、先生に背中を押され、前に進もうとするのだなーと。幸人にとって先生はまさにそういう存在なんだろうなーと思わせる。父との息詰まる空間で、「僕は優秀な宇宙飛行士になれると思う。僕は頭がいい。・・」のところとか。(←ここの父の相槌もなんとも切ない。)東京で、夜中に家を出るところとか。
東京駅の人混みで先生の声が、届かないのがまた切なくなったり・・。うー、いい舞台だ。終わったら淋しくなるなー。
(剛くん、ちょっと声掠れてきてました。)