IZO再び

2度目のIZO観劇です。約10日ぶりくらい。前回、席が舞台に激近だったのに対して、今日の席はかなり天井が近い・・。S席の定義ってナンダロウと思いました・・。極端だっつーの。
まぁ、どセンターだったので、ステージ全体を見るにはよかったかな。前回近すぎて気づかなかったけどライティングが非常に効果的に使われてたり、スクリーン上でこんな展開があったのかーという新たな発見もあったり。殺陣も全体が見えるしね。でも目の悪いワタシにはちょっとキツかった。どんなに目を凝らしても表情までは見えないんで、たまに誰だろ、あれ?って感じで(1回見てるんで主要メンバーはわかったけどあまり出てこないヒトだとね。)推理力をフル稼働しつつ観劇。もちろんコンタクトしていったんだけど。もちょっと前方でセンターだといいのにな(はい、贅沢ですね)。そして以下ネタバレ。

今日の剛くん、声が掠れてて、高い声とか、普段なら裏返る感じでテンション上げるところとかが非常に出しにくそう。最初の「うわーーーーっ」と絶叫する登場シーンで途切れ途切れな感じだったんでいきなりハラハラしちゃいました。でも、フシギなことに話が進むにつれ段々出るようになってた。っていうか、いい感じにハスキーな声で逆にセリフも聞きやすかったりして(高音はやっぱり出しにくそうだけど)。
ちなみに今日は剛くんだけじゃなくみなさんのセリフが前回とは比べ物にならない程、聞き取りやすかった。音響とか席の関係もあるのかもしれないけど、みなさん台詞回しがよくなってるのかなーなんて思いながら見てました。あと、シーンとシーンのつなぎもものすごく滑らかな感じで、前回は、合間合間の映像がいかにもつなぎっぽくて(前後の芝居が途切れてしまう感じで)、裏で場面転換してるんだろーなーと思わせるちゃちなイメージだったのに、今日見たらすごくスムーズで、このお芝居が長時間なのに、そう感じさせないのは、あの映像と回転舞台でのお芝居が大きな役目を果たしているなーと実感。
そして今日の剛くん、遠目に観ると顔に陰影がくっきり出ていて(やつれたのか?)、更に眼光鋭く精悍で鬼気迫る雰囲気。そのせいもあってか、前回、以蔵さんは京に出てからもしばらくは土佐時代のようにコドモっぽい感じがしたのに、今日はちょっと凄みがあったよ。特に以蔵さんが戸田を斬るところとか怖いくらいだった。そして、イヌでもいいから見捨てないでー(といった意味のこと)と武市にすがるところと、捕らわれて武市たちの前で天の話をするくだりがものすごい熱演で泣けました。うー。