ローマでアモーレ

ウディアレン監督作「ローマでアモーレ」を観ました。以下、ネタバレあるかも。
 
ここのところのアレン作品ではお馴染み、ヨーロッパの街で色恋に呆けるアメリカ&現地男女の群像劇、小じゃれたコメディです。真新しくはないけれど、肩の力を抜いてのほほんと見られるこのテイスト、嫌いじゃありません。いくつかのカップル、家族が、端から見たらちっぽけな問題に遭遇し、破滅に向かうのかと思いきや、それぞれがなんとなく納まるところに納まって、まぁ良かった…よね?みたいなぬるーい大団円が面白いです。それぞれの人たちがどこかで交わるのかと思ったらそれはなかったですね。しかしローマではいたるところでこんな素敵なことが起こってるんだよっていう終わりがまた良かったです。
ワタシ的には、ジェシー・アイゼンバーグのパートがお気に入り。アレック・ボールドウィンのちょっと不思議な存在が効いてました。なんか自然と受け入れてしまったというか・・。
それと今回改めて思いましたが、アレン作品でのペネロペ・クルスの奔放ぶりは素晴らしいと思います。なんつーか超似合う。生き生きしてて。
あと、来客中なのにシャワーで大熱唱する葬儀屋パパのシーン、爆笑しました。
                        http://image.eiga.k-img.com/images/movie/77246/poster/200.jpg?1370472719