「古靴」

録画したまままだ見ていなかった「美の巨人たち」を見る。1ヶ月くらい前に放送した、ゴッホの「古靴」の回です。最近全然この番組見てなかったんだけど、ゴッホ大好きなんで。
パリに来てすぐに描いたというこの絵は、実は1足の靴ではなく、2つの左足なのかも・・という視点から、ヴィンセントとテオの兄弟を表した絵なのではないかと考察していく内容。
兄の才能の理解者である弟テオが一方的にヴィンセントに献身していたのかと思っていたけれども、実はこの2人は光と影のような、どうあろうともお互いにとってなくてはならない、どちらともがお互いを必要としていた関係だったのかなーなどとじんわり感動してしまった。そして弟は、言わなくてよかった一言を言ってしまったことを悔やみながら、その日を待ったのだろうなー・・と。じーーん・・。
この番組、ほんとに内容といい、構成といい、素晴らしいですね。最近、ワタシ的にあまり興味ない画家が続いていたので見てなかったけど、また見始めようとか思っちゃいました。