いだてん「仁義なき戦い」

スポーツを愛する人々の信念、動かせるのは、有能で完璧な杉村ではなく嘉納先生の人柄なのです。スポーツと政治、オリンピックは若者たちのお祭りであることを誰よりわかっているまーちゃんも、政治に利用されるオリンピックにどっぷり浸かっているという皮肉。

ここ数回は国際社会から孤立していく様が、なにやら現代のあれやこれやとダブって見えて、空恐ろしくすら感じます。戦争の足音が近づく不穏な空気の合間にちょこちょこ入る笑いが救いです。またまた登場の四三さん一家と、久々の美川くん。相変わらずで安心しました。赤ゲットも懐かしい。