教授のおかしな妄想殺人

ウディアレンの最新作「教授のおかしな妄想殺人」見ました。以下、ネタバレあるかも。

大好きなウディアレン作品に大好きなホアキンフェニックス!楽しみにしてました。
いつものコメディ色はやや影を潜め、かといってシリアス過ぎもせず、ほどよく楽しくほどよく色恋もあり、そしてかなりシニカル。あぁこの手の作品はウディアレンにしか作れないぞと満足。
いつものロマンス&コメディというよりは佳作「マッチポイント」を思い起こさせる雰囲気。(もっと軽い感じなんだけどね)
皮肉なラストとか、これぞアレン!と思わず膝を打つ感覚。
ホアキン、雰囲気があっていいです。歳をとってどんどん芝居の枠が広がってますね。(でもお腹がすごいメタボになっててびっくり。なんか入れてるのかと思ったくらい。)
で、映画は面白かったんですが、この邦題はいかがなものか。妄想じゃないでしょ、おかしくないでしょ。