平清盛（２５）

最近は中身が濃くて、どの回も気が抜けない感じですね。今回もおもしろかったです。

信西は理想の実現のためにはなりふり構わず一直線で、（しかしその理想は民が豊かに暮らせる世）その姿は頼長様にも通じる感じがします。いい人なんです。その信西に賭ける清盛とともに公卿を手玉に取ってのし上がっていく姿は痛快でもあり。

初めて接触した清盛と頼朝の場面もよかったです。とにかく清盛の棟梁らしい余裕たっぷりな言動がいい感じ。

ラストに向かって畳み掛けるように不穏な動きが巻き起こっていく感じ。とうとう平治の乱に突入していくのだなーとなんとも胸騒ぎがするような、どきどきするような、そんな演出がすばらしいです。次回、その次と今から楽しみです。