そういうメルヘン

水戸ちゃんのウタノコリへ行って来ました。デビュー20周年、そしてお誕生日。ジャイアン気分の水戸ちゃんに、ワタシの中の「ノビ太イズム」フル稼働で盛り上がりました。ちなみに開場してから開始までが長かったので、ワタシは生ビール＋泡盛ロックで始まる頃にはほろ酔い気分。楽しくないわけがない。いや、それ抜きにしてもほんとに楽しかった。いつまでも終わってほしくなかった。
今日のライブは20周年記念ということで、水戸ちゃんのこれまでのソロやバンドのアルバムから1曲ずつチョイスして、時代を遡っていく「タイムマシン」方式（水戸ちゃん命名）。お馴染みの曲あり、久々の曲あり。ワタシの好きなエレカからは「グライダー、虹へ」と「2丁目の奇跡」。屑は「幸せになれ」。それにしてもアンジーはみんなで大合唱がよく似合う。「マグマの人よ」とか「新しいメルヘン」とか。そして最後はやっぱり「天井裏」。うん、楽しかった。

アンコールで水戸ちゃんは、現ちゃんの最期に立ち会った話をして、現ちゃん作曲の「そういうメルヘン」を唄いました。我慢したけどやっぱり涙がこぼれてしまいました、水戸ちゃんの魂こめた唄に。そして1曲でも現ちゃんの曲を水戸ちゃんが歌い繋げてくれていることが、ほんとによかったと思えました。
そしてそのまま、みんな涙顔のまま「we are wonderful」。涙流しながら「クソッタレだって素晴らしい　生まれたことが素晴らしい」の大合唱。なんとも言えない気持ちだったのだけど、その後再度アンコールで水戸ちゃんが楽しい思い出を語ってくれたので、とっても救われた感じがした。白い花を贈ったのがマグミだったこと、雪好の失敗・・。水戸ちゃんと同じく楽しい思い出として思い出せるような気すらしたよ。
そして3度目のアンコールで「遠くまで」。♪ポケットの中のラジオの声が明るいニュースがーがー読んだんだ、ほんと・・・。
ホントに幸せで感動的なライブでした。楽しいことも哀しいこともちゃんと受け入れられるライブでした。明日からもまた前を向いて歩いていこうとか思っちゃうほどに・・。

写真は今日発売のDVD。今日の余韻が冷めたら見ます。あ、水戸さん、お誕生日おめでとう。