恭一のアコースティックライブって…

恭一のひとりLIVEこれまで何度か見たけど、そもそも恭一ってどーしたってバンドが似合う人だと思うし、アコースティックって、一人って、なんか番外編的な特別感がある…のにこのスタイル恭一らしく、というより恭一にしかできないLIVEでほんとにクオリティが高い。天才?と思うわ。準備に時間が必要だろうけどぜひ定期的に続けてほしいなー。
一番の魅力は映像と実像、2Dと3Dのコラボレーションだと思う。映像をバックに歌う恭一は文句なくかっこいい!そして見ている側は懐かしいような切なく寂しいようなそれでいて楽しくて充たされたなんだか不思議な気持ちになってゆく。
数年前に恭一がDUOで初めてやった時の「秘密基地」にやられた。恭一の幼少の頃の写真(おもちゃのロケット持ったヤツ、最高にいい写真ね)とか使った映像なんだけど、その前で歌う現在の恭一を見つつ、ノスタルジ―溢れる空気の中、時空を越えて子供の恭一と大人の恭一がその場に同時に存在する気がして、一瞬ほんとに恭一の親のような気分になって(あり得ない!)立派に大人になってる姿にしみじみしている自分がいた。不思議だけど。
あれ、もう一度見たいな。
他のどんな感情移入するLIVEでもこんな風な気持ちにはならないよー。
なんてゆーか、映像と音で独特の世界に引き込まれる感じ。改めて文章にすると怪しい感じするけど、もっと前向きで健康的な感情なのね。
ひとつ前のアルバム「PENNY ARCADE」は全体的にノスタルジック色満載なので特にそうなのかもしれないけど、恭一の曲を聴くと、この人は幸せな、子供らしい少年時代を送ったんだろーなーといつも勝手に思ってしまう。そーゆー色んな温かいモノに守られ、心配事なんて何もなく、愛に溢れた良き子供時代みたいなイメージを沸き上がらせる至福感をおびた曲に聴いている側がそれぞれのそんな気持ちを呼び起こされるんだろーなー。