得子さまの、他者に対する容赦ない鬼のような態度。タマコの、今さらながらの自責の念。鳥羽院の、崇徳帝に対する嫌悪。そして崇徳の、嘆き悲しみが憎悪へと変わっていく様。王家一族は、それぞれの感情が一様に狂気を孕んでいて、相変わらず眼が離せない。…
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