業音 初日@東京芸術劇場

業音 初日、行ってきました。基本的に、わたしは女子主役の松尾作品はなんか気恥ずかしくてむずむずしちゃうんです。今回のように再演だと、青臭さ全開で、特にそう思う。それが悪いわけではない。とにかくむず痒くなるんです。というわけで以下感想。ネタバレあるかも。

きっちり2時間、時事ネタに笑い、クレイジーな人々の滑稽な言動に笑いつつ、これって現代の日本の姿だよなーとうすら寒くなる。
そして、終盤、狂人たちの茶番、ぽんたのあの素晴らしい愛をもう一度に涙が出た。
紙一重の前衛芝居を力づくで笑いにする役者陣の底力をみた。
特に吐夢さん、池津さん兄妹。すばらしかった。紙ちゃんもがんばってました。安定の伊勢さん、宍戸さん、カヲルさん。役者陣を知り尽くしているからこその演出。みんなよかったです。

ところで関係者席の仏人らしき御仁。上演中よく動くわスマホ見るわでちゃんとしてーと思いました。

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