ブエノスアイレス午前零時 12/7マチネ

連日観に行ってしまった・・。実はどうしても一度は前方の席で見たい!と思いまして、当日券で。センターの見やすい席でした。
演者の表情が見える席で見たら、前回、前々回と感じていたやや冗長な部分、それがどのシーンだったかも忘れるほど3H集中して見れました。
最後、カザマの「俺は笑うよ」のセリフで瞬時にニコラスの表情へと変化するのを目の当たりにして鳥肌立ちました。
近くで見るとこんなにもこんなにも感情移入して楽しめる、遠くでも全体的にはおもしろい。でもたまに集中を削がれる。もちろん他の芝居だって同じことが言えるのだろうけど、今回特にそう感じてました。
この芝居、舞台ならではの特質を存分に生かしていて、映像ではなく“舞台化”した意味がすごく感じられる。そこに時々映像のような質感のシーンが入っていて、映像畑の人が演出しているからこその味わいなのだろうけど、その割にそこがちょっと退屈に感じられるとか、なんかすっきりしなかったのだけど、今日、前方の席にて気付きました。これ、もうちょっと小さいハコに合ってるのかもなーと。動きが大きくない分、表情が見えると見えないじゃ大違いだなーと。(今回、プレイガイドは最初からほぼ後方且つサイド席しかなかったみたいだし、その割にリピーターチケットなんかで一桁の席売ってたり、なんかもやもやしますが。)
とりあえず一度でも近くから見れて満足。映像化されたらいいな。最終週の休演日明けが唐突に2公演ってことは、そこで収録かしら・・と期待してますが、どうでしょう。