「TAROの塔」第3話

「TAROの塔」第3話。

太郎と敏子さんの馴れ初め、そして2人の関係にぐぐっと踏み込んだ回でした。

激しくぶつかり合う濁流のような感情。2人の、互いを想うそれはまた母と子の愛情のようであり、同志のようでもあり・・。それでも、いつだって太郎には亡霊のように母かの子の影がつきまとい支配されていて。良くも悪くも。

そして父一平の、人はその人の愛する能力以上には愛せないという言葉と、それに抗うこともなく忠実に従った生き様の潔さ。どれもこれもが胸に沁みました。文句なくおもしろいです。こういう丁寧なつくりの内容濃いドラマがもっと評価されるといいのになーと。太郎展をみたばかりで興奮しきりのワタシはしみじみと思ったのでした。

次回早くも最終回。もっと見たい！！（その前にドキュメントがあるらしいですね、松尾ちゃんつぶやきによれば。）