「金閣寺」初日@KAAT

金閣寺」初日観てきました。新しい劇場、初日・・。妙な緊張感というか特別な空気に溢れてました。芝居全体の感想は・・まだやめときます。初日なんでね。きっとこれから段々小慣れてハマっていくのであろうと思われるので・・。また今度観に行くんで、そのときにでも。以下、とりあえずの印象のみですが、ネタバレです。
                  イメージ 1
 
イメージとしては前衛的なワークショップをじーっと見守ってる感じ。大勢の人間が固唾を飲んで。
入場時から舞台上はすでにその世界が始まっていて、そしてそのまま芝居になだれ込んでいくのだけど、そのため開演前から客席も水を打ったような静寂。緊張感いっぱい。そのまま(途切れることない演出なので)最後までずーっと前のめりになったまま見てしまうので気を抜くヒマがない。神経疲弊しました。
小説にかなり忠実なので(朗読も多し)、実は小説未読の人の方が楽しめるのでは?と思ったけど、どうだろう。照明と人力で変化し続けるセットの使い方は見事です。
剛くんは、最初から最後まで舞台からハケることなく、ほぼ舞台上にいます。剛くんを中心に周り(セットも人も)がどんどんと変化してシーンを次々とつないでいく感じ。休憩挟んで3H、体力精神力、消耗するだろうなー・・。
今日のワタシの席からは剛くんの表情、細かいところまではわからなかったけど、感情が高ぶるところとか、鳥肌が立ちました。今後ますますグレードアップしていくのでしょうね。
カーテンコールは初日だからか、5~6回ありました。剛くん1人で飛び出てきて他の人を必死に手招きしたり、地声でありがとうございましたーって言ったり。こけら、落としましたね、無事に。