「アリス・イン・ワンダーランド」

見てきました。以下、ネタバレあるかも。
 
正直、微妙。ティムバートンファンが彼の映画だと期待して見るとちょっとがっかりかも。お子さま向けのひねりも毒もない、きわめて健康的なわかりやすーーい映画でした。
っていうかディズニー映画だもんね。バートンというだけで、勝手に大人になったアリスがダークな世界に踏み込んじゃって・・・という期待を抱いてしまっていました・・。だって予告もそんな雰囲気だったよねー??とりあえず期待の矛先が間違ってました。
しかし、別につまらないわけじゃない。ワンダーランドの生き物たちのかわいらしさ(特にチェシャ!そして家来のカエル君!)とか、赤白女王のキャラ設定とか(赤の女王のどことなく漂う寂しげな感じ、そして白の女王のなぜかブラックな感じ)、さすがと思うところももちろんありました。ハッターのダンス(ファッターワッケン)シーンとか思わず感動しちゃったくらい・・。最後にアリスが現実の世界で自分の意思を表現できるようになったとことか、ちょっと???な感じもあったけど、まぁ痛快だったしね。
多分、最初からディズニー映画と認識して見てたら、まぁおもしろかったんじゃないかな?ティムバートン最新作!と意気込んで見に行っちゃったもんで。それにしても挿入歌(っていうんですか?)がちょっと・・・。唐突に映画の世界観がぶち壊されて一瞬固まってしまいました。エルフマンがいいよねー?この辺もちょっとなにやらしがらみみたいなものを感じてもやもやしちゃったんですけどね。