「ダークナイト」

さて。選挙の結果に気をとられつつ。外の暴風雨の音に怯えつつ。
wowowで放送の「ダークナイト」を見ました。
主人公やその他主要人物が背負う負の部分。絶望感が不信感へと推移した、善と悪の審判も尽きかねる民意を葛藤しつつもそのまま受け入れるその姿勢。自己犠牲の果てにある希望があるとも無いともわからない未来・・。
普通のヒーローものとは全く違う闇の中の重厚な人間ドラマです。
それにしてもヒース演じるジョーカーは狂気に満ち満ちた悪人なのに、妙に切なさというか哀愁を感じます。やっぱり特別な想いで見てしまうというのもあるかもしれないけど、まさに鬼気迫る演技です。
ところで映画最後の台詞で「ダークナイト」が「Dark Knight」だということを初めて知りました。「night」だとばっかり・・。ダークナイトバットマンなのね。