「レッドクリフ Part Ⅰ」

レッドクリフ」見ました。以下ネタバレありです。
数年前、小説三国志にハマったとき、その登場人物の多さから、これはぜひ映画か超大河ドラマでじっくり見たいなー、ジョン・ウー辺りが監督してさー・・とか思ってたんです。そしたらホントにジョンウーで映画化!ですよ、これは見るしかないと楽しみにしてました。
とはいえ、どうせ派手なだけの大作だろうなーと内容はそれほど期待してなかったのですが。ところがー。これがー。すごいー。おもしろいーーー!!!
とにかく武将の面々が、容姿キャラクターともにイメージぴったりの役者を当てていて、登場のたびに名前がスーパーで紹介されるのだけど、それが出る前に誰だかわかっちゃうほどで。特に趙雲張飛関羽の三猛将が挿絵から抜け出したかのようなハマリ具合。
その劉備軍の武将達が曹操軍の手から民を救う冒頭30分だけで、テンションMAX。とにかくかーっこいい!!(特に趙雲、かっちょいーー!!)この序盤シーンだけで、この映画ヤバイー、キターーっと大満足。そのイキオイで最後までウッキウキで見てしまった。ハリウッドでのジョン・ウーは一体なんだったんだ!?と問いたくなるくらい、ここでのジョン・ウーは最高です。
もちろんその後の孫権周瑜を説得して曹操軍に向かう辺りもわくわくだし、Part1の見せ場、軍勢では劣る劉備孫権軍が、曹操軍に陸上で戦を仕掛けるところも、テンション上がりまくりました。
勝ちが見えてくるにつれ、スタンディングオベイションしたくなるくらい。席で小躍りしたくなるくらい。痛快です。とにかく痛快です。何から何まで痛快です。細かいことなんて考えたくないくらい痛快です。映像の鮮やかさと潔さとわかりやすさとそしてこの痛快さ。ブラボーー!!と叫びたくなるくらい。やっぱりこの手の映画はこうでなくちゃ!!!これは絶対映画館で見るべき!!です。Part2も楽しみだよーーというわけで。
ちなみに。映画館のショップに各武将の名前入りグッズ(i-podケースとか!)が並んでいて、鑑賞前は誰が買うんだよーと笑っていたのですが、鑑賞後にはちょっと欲しい・・とか思ったりして。(でも買わなかったけどさ)