「同姓同名小説」

松尾スズキ著「同姓同名小説」が今月の新刊コーナーにあったので購入。薄くて文字が大きいのであっという間に読み終わっちゃう系なんですけどね。・・が。意外にもものすごくツボでした。読みながら電車の中で何度も抑えきれずに下向いてぐふふふふと笑ってしまった・・。
特に川島なお美(同姓同名です)のヤツと中村江里子(同姓同名です)のヤツがおもしろかった。全体的にちょっと前の話なんで、話題が若干古いというか、リアルタイムではないので、そーいえばそんなことあったなーと思い出しながらなんですけど、それでもおもしろかった。
さらに言えば、「乱の乱」の中の一文がどーしてもツボに入ってですね、何度トライしてもその文が視界に入るだけで、電車内なのにごまかせないほど笑ってしまうフレーズがありまして、これ以上読み進めたら派手に吹き出してしまいそうだったので、その章は飛ばして帰宅してから読みました。それくらいワタシにはツボだったんですけど・・。