「ホリデイ」を深夜に見た

なんだか周期的に眠れなくなる時期がやってきまして。そーゆー時は映画を見ることにしてます。昨日の夜中はwowowで録画しておいた「ホリデイ」を。こういう軽いラブコメみたいなのはアタマ使わないからこーゆーときにはうってつけです。
ヒドイ恋愛の末、男なんて!という思いでこれまでの自分と決別すべくハウスエクスチェンジをする米英の女子を中心にすすんでいく話で、アメリカとイギリスの対比(そこでカルチャーショックを受ける両者)を強調して描いています。単純な話で、似たような境遇に陥った遠い異国の姿も知らぬ同士がそれぞれ初めての土地で驚き戸惑いながらも段々と馴染んでいき、それぞれ恋に落ち、これまでの自分を受け入れ前へ進めるようになったという予定調和な感じもあり(それがいいところでもあるのだけど)。
ホントはジャックブラックに期待して見たのだけど、この映画のあの役にJBはうーん・・という感じ。レンタルビデオ屋のシーンなんかもとってつけたようだったし。せっかくのJBをもてあましてるような印象を受けたり。見終わってみればイギリス人チームがとてもよかったなー。ケイトウインスレットもジュードロウも。だけどケイトの方は最後無理にJBとくっつけなくてもよかったのでは?とか思ってしまった。あの老脚本家と親交を深めることで得たものだけで十分な感じがしたし、それまで自分のことなんて眼中になかったJBが恋人の不義を知ってすぐにケイトの方へ、ってなんだか納得行かないし。そう考えると無理矢理両者の結末を、スタート時のように同様にすることはなかったんじゃないかなーなんてね。
とはいっても、夜中深い時間にゆるゆる見るには文句ないんですけどね。