「ロストハイウェイ」を夜中に見たり

「インランドエンパイア」熱が冷めやらず、夜中に「ロストハイウェイ」のDVDを久々に見ました。
夜中に見ると怖ぇぇ。ひとりで見ると更に怖ぇぇ~。そして言いようがなくおもしろい。
パトリシアアークエットがこの役に超ハマってる。「You never have me」のところ、何度見ても全身鳥肌。ぞわ~~っ。
初めて映画館で見たときは(海外だったし・・)、わからない、でもおもしろい、なんじゃこりゃーって感じで、DVD出たら速攻買おうと思って映画館を後にしたのだった。
思えば、ツインピークス以来リンチワールドにはまり、久々のこのテイスト、キターって感じだったな。その後に続く「マルホランドドライブ」そして「インランドエンパイア」。ある意味この映画が転機という感じだったのかもね。
事象としての恐ろしさより心理的なじわじわと迫ってくる不安感。闇の向こうで繰り広げられているであろう何かを想像する怖さ。リンチ作品ってホント美しく怪しく恐ろしくときに滑稽な人間ドラマなのだなーーとしみじみ思ったのでした。