で、やっと「喰いタン」。

なんだか本編前の番宣やらなにやらで興奮状態が続き、スタート前に力尽きそうになる不慣れなワタシ。
でも昨日深夜見ました。「喰いタン」。
このドラマはお子様仕様なのを承知した上で見てますから。最初から期待してませんから。剛くんのお芝居が見られればいいんです。ひたすら剛くんを堪能します。文句に見えるのは愚痴です。と最初に前置きしてから。
・・といいつつも面白いドラマになってるといいなーと思ってはいるのだけど。でも番宣とか見る限り、どうやら子供に人気ってのを売りにしてるみたいなんで大人のワタシとしては期待度は下降の一途・・。
と、そんなひねくれた複雑な気持ちで見ました。
剛くんはホント誰よりも肩の力の抜けた自然なお芝居をする人だなー。Part1の最初の方はコメディ要素の強いお芝居にちょっと探りつつな感じも見えたけど、今回はPart2だけあってキャラ作り充分、最初から迷いナシでコメディテイスト満載な感じ。特に誰かのセリフに対してのリアクションとか、間が良くて自然だ。微妙な表情とかも上手いなー。余裕すら感じるというか。それでいてあのリアル感ですよ。この荒唐無稽なドラマをある意味現実につなぎとめている(というか見てる人を置いてかないようにしてる)のは涼介くんや京子ちゃんの存在だろーなー。二人とも個性的なのに自然な感じのお芝居がステキ。この二人の絡みがもっと出てくるような内容だともうちょっと大人が見てもたのしめるんじゃないだろーか。涼介くんはすっかりダメキャラ定着で、そのダメ具合がちょうどいい感じ。京子ちゃんに出来ない子扱いされる愛すべきキャラだ。今後が楽しみ。
ストーリーはあいかわらず、犯罪の動機とか設定とかテキトーで、全体的にご都合主義の浅いハナシ。犯人が、殺人を犯さなきゃいけない理由も、喰いタンが真実を嗅ぎつけたと思いこむ要素もまったくもっていい加減だし、第一、地道に肉の卸しを営んでる若い3人がどーしてあんなテロリスト並みの武器持ってんだよとか(っつーか、そんな悪人だったらなぜ必死にそれほど儲かるとは思えない肉卸し業を??)が、つい気になる。このドラマにそんな矛盾点を突っ込みだしたらキリがないんだろーけど。
でも、それでもPart1よりはまだマシになってるかなと思った。初回だからかもしれないけど。Part1のときはおそろしくヒドイ脚本だなーと思って見てたんで。昨日のはストーリー的にまだ面白かった・・かな。剛くん的にも毛利元就ネタとか遊び要素もあったり。