アメージング・スパイダーマン2

見てきました。以下、ネタバレ。

結論から言うと、まぁおもしろい。見て損はないです。ワタシ的にはアメージングの方のスパイダーマンガーフィールド君の醸し出す「陰」のテイストが好きなので満足です。常に苦悩や後悔を背負って見える彼の、軽口叩くようなシーンでもどことなくはじけきれてない感じや、鬱々とした影のある感じが、うまい具合に作品全体をダークな方向へ持っていってるといいますか。
あと、ハリー役の子がステキでした。線が細いのかと思いきや、意外と骨太なあくどい感じとか。普通にしててもあふれ出る狂気と色気とか。若いのにすごいアクの強い役者さんでした。(出演作を探ってみましたが見たことない作品ばかり。今後出てくることを期待します。)
冴えないジェイミーフォックスもいい味出してました。が、エレクトロ、結構あっさりでしたね。そこで終わりかと思ったらその先が、思わぬ展開でしたが。(グ、グゥエン・・。)
Marks&webのような名前のこの監督は、このシリーズ以外では名前を聞きませんが、お若い方なんでしょうか。時々映像がスタイリッシュ。前作同様、ストーリー的には結構雑だなーと感じることが何度かあり。とっ散らかったものをしっかり回収しないのは、続編ありきなのかなーとか余計なこと考えちゃいました。地下鉄の駅でのからくり云々の辺りはちょっとファンタジーを感じるほどにありえねー展開でしたが、重さや暗さや静と動とか、諸々のバランスがなかなか良いので飽きないし、じゅうぶん楽しめました。
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映画館でもらったムービースペシャルカード。