「すべての美しい馬」を見る

わうわうで放送した「すべての美しい馬」を見る。役者としてのビリーボブソーントン大好きなので、監督としてはどんなもんなんだろという興味のみで。
ビリーボブの出演はナシ(だよね?)、監督に専念ってことで。まずアメリカやメキシコの大自然や、馬のシーンがとてもキレイなので、これは映画館で見るべきだなーと思った。彼の監督作品は初めて見たのだけど、結構クセがあるのかと思いきや意外にも直球な感じ。といいつつもフシギなテンポの映画で、ゆっくり淡々とすすむかと思いきや、がらがらと急変したり、甘かったり苦かったりと、結構変則的。この辺が彼の特徴だったりするのかしら。なので見ていてちょっと疲れる。そのためか2H足らずの映画なのに長いなーと感じたり。決してつまらないわけじゃないんだけど。
それにしても、あのテキサスからの少年役の彼がハマッててよかった。最初から何かトラブルになりそうなただならぬ雰囲気を醸し出していて、彼の存在が、見ている人の不安を煽るというか、演出もさながら、登場から最後の瞬間まで存在感のある若者だなーと思ったよ。なんか他の映画に出てるかなー?ちょっと見てみたい。