ワイン&「サイドウェイ」

週末、夜中に友達がワインを持ってやってきて朝まで映画を見ようということになり、それならと「サイドウェイ」を。この映画大好き。ワタシの中ではダメ人間気分のときに観ると癒される映画の第2位にランクインされてる映画です(ちなみに1位は「パルーカヴィル」あのユルさがたまらないんです)。
サイドウェイ」はワインを飲みながら観るのが正しいので(とゆーかしらふで見ると絶対ワインが飲みたくなる)観ながらじゃんじゃん飲む。明日は休みという開放感と映画につられさらに飲む。そして酔う。正しい姿。っつーか楽しい。公開時はTOHOシネマズで観たけどプラスチックグラスでワイン販売してたしね。とても粋な演出だなー。
なにより映画自体いい。ダメ中年のロードムービー。キャストも地味ながらすごく味がある。みんなそれぞれ弱いところがあったり、やるせない気持ちを抱えてたりと人間くさくてどの人にも感情移入できるなー。個人的にはトーマス・ヘイデン・チャーチが好き。彼はTVのコメディドラマ(ネッド&ステイシー。日本では見られないのかな)でファンになったのだけど顔がイイ。声もイイ。そして骨太な頼もしい感じなのに反面ほっとけない雰囲気もあり。もっと活躍してほしいなーと思っていた役者の一人。だんだん映画でも見られるようになって嬉しいな。
映画が終わってからもワインを飲み続けて、外が明るくなってきたのでほろ酔い早朝のお散歩。友達と別れて一人家までアンジーの名曲「青空を見たとき」を歌いながら帰りました。なんだかシアワセ。っつーか酔っ払い。はははっ。