パイレーツ オブ カリビアン

見たよー。全編海賊たちの運動会を見ているようなドタバタ三昧、ちびっこ向けヒーロー物の怪人のような半魚介人。
でもおもしろいっす。げらげら笑わせてもらいました。夏はこーゆーのがいいね。子供っぽくなりすぎず、マニアックになりすぎず、みたいな感じで前作に引き続きその辺りのバランス絶妙で素直に楽しいし。そこかしこにお金かかってんなーと思わせる贅沢なつくりで。
なによりジョニーが余裕たっぷりで演じるジャックの存在感が最高。前作もそうだったけど、彼のおかげで映画全体がしまって、大人の観賞に耐えられる娯楽作品に格上げされてるよね。今回ちょっとやりすぎ感もあるけどやっぱりジョニーに尽きるでしょ。
12~3年前は、アメリカに日本公開未定の映画見に行くくらい最高潮にジョニー超超超大好きだったんだけど(特にアリゾナドリーム大好きだったー)、ここ数年あまりの人気にやや引き気味。いや、好きは好きなんだけど。根っからのあまのじゃく気質なので。人気あることが嫌いの要因になり得るんです、ワタシの場合。やーねー、我ながらホントひねくれてるわ。でもでもやっぱりジョニーよねーと思っちゃいます。これ見ると。
映画のエンディングは三部作の二話目らしいラストで、ナニー!?と思いつつも意外な人の登場にびっくりで早く次が見たい。製作者の思惑にまんまとはまってます。